ロンクルア市場の北側、ベンジャワン市場のそのまた北部のスポーツ系の T シャツおよびポロシャツのお店に行ってきました。
ここは商品としては、アンダーアーマー、ナイキ、アディダス、オークレー、チャンピオン、ニューバランスなどのスポーツ系の T シャツがあります。ホッケーのチームユニフォーム、奥にはバスケットボールバスケットボールのチームのユニフォームなどもディスプレイされています。
こちらのお店ではべール購入することができ、1つのべールが3000バーツぐらいからです。1枚1枚自分でピック選んで購入することも可能です。選んだ場合はだいたい1枚当たり50バーツから100バーツ、200バーツぐらいまでの商品を取り揃えています。
古着の買い方をもう一度改めておさらい
おさらいになりますが、古着の買い方には大きく分けて2つの方法があります。
ベール塊の状態でそのまま購入するか、ベールを開封したものを1枚1枚自分で選んで購入するピック買いかの、2つの方法があります。それぞれのメリットデメリットを見ていきましょう。
ベール買いのメリット
ベールで購入するメリットとしては、1枚1枚の単価が非常に下がります。
こちらのお店で、スポーツ系の T シャツが200枚入ってはおよそ3000バーツぐらいからなので、1枚単価は15バーツ(約50円)です。
デメリットとしてはやり何が入ってるかわからないので、人によっては「ベールはゴミがたくさん入ってる」というような言い方をする方までいます。
私の感覚的には、このお店のベールは大体半分ぐらいがちょっと使えないものかなのかな?という風に感じています、OMGサプライでは同行している当社スタッフと2人でピックして商品を購入しています。
ピック買いのメリット
ピックするメリットとしては1枚1枚自分の目で見て確かめて、商品になるか?チェックできることです。
傷、ダメージ、汚れ、そして大きさ(サイズ)の確認も重要です。元々ロンクルアの古着はアメリカでリサイクルされたものが大半なので、非常に大きなサイズがたくさん混じっています。状態が良くても日本人やタイ人にはあまり売れないので、こちらは弊社では外します。
イチゲンさんお断り?! 安易なピック買いはデメリットも
デメリットとしてはやはり一枚当たりの単価が今回もやはり50バーツ(約170円)以上と、どうしても一枚あたりの単価が高くなってしまうことです。またそれに加えて、ここ現地(ロンクルア)まで来ないとピックの作業ができないので、ここまで来る時間とコストが上乗せされる点です。それがピックする最大のデメリットだと思います。
さらにピックについてもう一ついえば、ここロンクルア来たからといって必ずしも良いものがピックできるとは限りません。
実は、ベールからお店の方が開封したものを、お店の方がお客さんがピックする順番をあらかじめ決めているからです。
最初の方がピックしたものを1次ピック、そして次のお客さんには2次ピック、3次ピック…と、品質はだんだん落ちていきます。その知識無くやみくもにピックをしても、結局コスパ良く購入できません。
お店は、従来からたくさん購入するところに一番最初にピックをしてもらい、あまり購入しない方や一見(いちげん)さんの方にはその最初の取引先がピックした後のものをピックさせるからです。
我々OMGサプライがわざわざ時間をかけてロンクルアまで足繫く来ているのは、お店との信頼関係を築いて、なるべく多くのお店で「ファーストピック」をするためでもあります。
当然のことながら2次ピック、3次ピックともなると、ここまで来てピックしたからといって必ずしも良いものが購入できるとは限らないのでリスクを伴います。
弊社OMGサプライでは、タイ・ロンクルア市場での買い付け代行、市場リサーチ等、サポート可能ですので、お気軽にお問わせください。