ロンクルア市場でブランド物の薄手ナイロンジャケットをピック! 公開日 : 2021年9月16日 / 更新日 : 2021年9月20日 タイ古着仕入れレポート 目次 ナイロンジャケットをピックします ブランドの薄手のナイロンジャケットのピックをしていきたいと思います。我々がロンクルア市場に来てる間ほとんどピック作業に時間を費やしております。それでは良い商品を、ピックしていきましょう。 ピック買いに便利なアイテム「マイソイ」 この棒は「マイソイ」というものです。高いところに陳列してある商品を手に取るために使います。たいてい、店内のどこかに置いてあるので、お店の人にわざわざ断らなくても、自分たちで勝手に使ってもらっても全く問題ない道具です。活用してください。 基本的に、この手のお店のピック作業はセルフサービスなので、自分のペースで商品検討して大丈夫です。 ブランドのナイロンジャケットを発見 ニューバランス かっこいいですね。サイズ的にはちょっと小さいですけどこれもいいですね。基本的なところはダメージは特に見当たりません。再度スタッフの方でチェックをします。 ブランドと、ノンブランドが入り混じってるお店です。 美品 デッドストックを発見 新品の状態のタグがついています。この商品はデッドストックです。一度も切られることなく古着として流通に乗った商品になります。定価もついていたりします。この服は、元々57ドル(日本円で6000円)の定価として売られてたというタグが付いていました。デッドストックは、ダメージが非常に少なく、美品も多いので、お安く買えるんだったら購入してもいいのかなという風に思います。こちらこのお店での売り値200THB。安いですね。 このデッドストックは、NHL ナショナルホッケーリーグです。フェニックスコヨーテズというチームのようです。かっこいいウインドブレイカーですね。 ピック買いに重要なのはタグ 因みにこちらのFILAのタグ。ピック作業を何度もやってたくさん見ていればわかる話なんですが、こちらは正規品のタグでした。偽物を購入すると日本で販売できないので注意しましょう。以下、省いた方がいいNGタグを少しお見せします。 おかしなタグは注意! コピー品ですと、トップスの首後ろについているはずのタグが付いてる位置がそもそもおかしかったり、ロゴのバランスが、おかしかったりします。しかしここだけではなかなか判断ができません。必ず見るとことしてこの内側にあるタグ、通称「横タグ」なんて言い方知ってますけど、これを確認します。そもそもコピー品ですと横タグがついてないっていう可能性も高いです。 横タグ自体が傾いてついてたりするのも偽物の疑いがあります。ブランド正規品は絶対そんなミスはありません。まずこの2点(タグ&横タグ)がちゃんと付いてるかどうかの確認をしてください。 RNナンバーは本物の証 こちらはレジスタナンバーです。アメリカでも60年近く前に始まったものなんですが、それぞれのブランドのナンバリングが全部付いています。 ちょっと小さいですけど見えますかね RN♯、これがちゃんと入ってることが正規品の証。RNは register number の略称です。今確認したら rn#73277こちらの番号になります。そちら都度確認しながら、これが本物かどうかという確認を取りながらピックしていくことが重要です。 今回購入したナイロンジャケットの紹介 今回購入した商品です。ニューバランスです。ジョギングする時とスポーツの時も非常に良いかなと。薄手で、かなり使いやすいと思います。 パタゴニアpatagonniaですね。こちらも本物で、特にダメージもなかったです。 お店の外観はこちら。こちらベンジャワン市場の北部の方になります。買い付けツアーに参加される方はお見えになりましたらこちらのお店へご案内していきたいと思います。 ロンクルアの、”怪しいお店”の見極め方 こちらに並んでいるのはどうやら、ナイキですね、ダメージも少ないですね。タグもありますが怪しいです。残念ながらナイロンジャケットに関しては、韓国から来てるものは、ブランドによっては偽物が混じっていることがあります。 店頭に展示されているジャケット、PRADA プラダのタグがちょっと傾いていますね。明らかに偽物です。偽物を堂々と目立つところに掲げているところはかなり危険です。弊社ではこの店は近づかない方がいいと判断しました。 韓国経由Columbiaのナイロンジャケット コロンビアですね。特にダメージもなく、横タグも問題ないですね。これいくらですかね、200バーツ(700円ぐらい)です。悪くないですね。こちらの商品、スタッフの方でもう一度チェックをします。 ロンクルア市場内のナイロンジャケットは、ブランドとしてはコロンビアが多いですね。ひとつひとつみながら、ピックをしてスタッフに渡して再検討します。同時に本物かどうかという確認もしながら、最終的にピック出来る商品を探していきます。 こちらに関しては特にダメージもなく、価格も700円と、悪くないかなということでこちらは購入。これだけ見た結果がこれ1着だけピックした商品になります。因みにこの商品、どこから来ているのかを確認してみましょう。ガオリー(=韓国)のことですね。韓国ルートのコロンビア、かなりいいものがありますね。 ナイロンジャケット やはりピック買い ナイロンジャケットこちらにも置いていますね。90年代に、スキー場ではやったような厚手のダウンスキーウェアもいっぱい置いてあります。 ナイロンジャケットを是非ベールで購入したい、というお客様非常に多いのですが、結論から言うと、ピックで一つ一つ購入して行った方が確実で良い商品が購入できます。過去弊社宛に、「コロンビアのべールください」というお問い合わせがありました。 ただベールのジャケットの場合ですと、1着当たり60から70バーツとお安いですが、多分何もダメージのない商品というのは今日もこれだけ見てこの商品これだけたくさん揃っている中で探しても、たった数着しか買うものがないという状況です。したがって我々としては常にいつもピックで購入をしているということになります。次回、無地のシャツのピックにご期待ください。 「ロックダウン明けのチャトゥチャックマーケットに行ってきた」 「市場の中にセレクトショップ!? ベンジャワン市場内の古着店で柄シャツをピックする」