ベンジャワン市場の中にある一番北側の通路になりますが、そこの中のベールで商品古着を販売しているショップに立ち寄ったので、その様子をお伝えします。
ベールは古着をあつかう方だったらご存知かとは思うんですが、俵状「服の塊」ことです。アイテムの種類ごとに分かれていて、サプライヤーから直接まとめ買いをすることができます。
1枚当たりが安い!魅力溢れるベール買い
ショートパンツのノンブランドのベールを買いに来ました。
1塊は100ポンド。キロ数にすると45 kg です。45 kg の中に約120枚、金額で今回こちらのお店は1800バーツ、1枚あたり15バーツ(約50円)になります。
ショートパンツをベールではなくピックで1枚1枚買うと60バーツぐらいかかるので、まとめ買いのベールの方が安いです。今回約1/4で購入することができました。
しかし、開けて買うということはできないのが玉にキズ。そのまま買って自分でその場で開けて状態を確かめるか、商品を持ち帰ってから開けます。
「3割ロス」を鑑みて、ベール購入の決断をすることが必須
ベールの中には、当然汚れたもの、破れたもの、ボタンの無いもの、なども混じっています。経験上大体3割ぐらいはちょっと日本では厳しいのかなというのが印象です。
したがって実際のところ目の前に120枚あったとして、3割分を引いた80枚を本体価格1800バーツで買うような感覚がしっくりくるものなのであれば、いいのかなと思います。3割の廃棄率を見越してこの値段だと、Tシャツのベールとしては良心的ですね。
このようにベールで購入するのは、ピックで買うのと比べると約半分ぐらいの原価になる計算なのでとても安いのですが、中身が見れないということはサイズも選べません。とにかく多少ロスを鑑みて購入することが必要です。
トレンドの「ドライフィットTシャツ」も、ベールならお買い得!
ノンブランド商品ブランドのスポーツ系の T シャツの中でも、今各種ブランドで毎年新作が販売され根強い人気の「ドライフィット」タイプのTシャツばかりを集めたベールを売っていました。大変着心地が良く、弊社代表・西尾もロンクルアでの買い付け時にドライフィットを愛用しています!
ポリエステルスポーツ系の T シャツノンブランド商品はアディダスやアンダーアーマーなどが火付け役となり、特に働き盛りの男性にとても人気がありますね。
(参考商品;弊社西尾着用モデル https://www.underarmour.co.jp/ja-jp/
アンダーアーマー公式サイトより引用)
ドライフィット T シャツは、こちらのお店でベール購入するとメジャーブランドものレベルの縫製のしっかりしたグレードのものを手に入れることができ、お買い得感があります。各グレード(ベール販売の当サプライヤー基準)は、
・Aグレード270枚入ってて5500バーツ約1枚あたり70円。中身を見ましたが良心的な商品でした。
・Bグレード(ちょっとどのくらいのレベルまで下がるか分からないんですが)Aの約半分ぐらいの金額で購入することができます。
コストを考えて、売値と購入方法を決めましょう
Tシャツの仕入れは、弊社は上記でご紹介したサプライヤーをはじめとするロンクルア市場のひいきのお店各種から、基本的には「ブランド品」をピックで購入してます。
プーマ、アディダスチャンピオン、アンダーアーマーがメインで、各種ブランドのピックは一枚当たり50バーツです。
ベール買いではなくピック買いを選択した場合、およそ1000枚近くを見て実際購入できたのは117枚でした。非常に安く良い商品が購入できた反面、全てピックするのに二人がかりで2時間半ぐらいかかるので、バイヤーの皆さんはそのあたりのコストも考えてください。実際の販売価格を見越して、購入の選択肢を決めるのが大切です 。
弊社OMGサプライでは、タイ・ロンクルア市場での買い付け代行、市場リサーチ等、サポート可能ですので、お気軽にお問わせください。